
| 荒川晃石(あらかわこうせき)師のギャラリーを開設します。 晃石師の作品の特徴はその強い独創性・オリジナリティ(Originality)にあります。決して人真似ではない作品を創造しようとされていることが今回ご紹介する三作品からも理解することができます。 |
世に出た晃石作の駒の数は非常に少ないため持っているという方はまずいらっしゃらないと思いますが、可能ならば今後も掲載の機会を得たく所蔵されている方のご協力をお願いいたします。 |
| 駒研ギャラリー |
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| 英朋書 緑龍杢 源兵衛清安書 雷神杢 鵞堂書 陽炎杢 |

上の三組は荒川晃石師四十代の代表作です。(少なくともわたしはそう考えています) そしてこれらは三組揃ってこそ、晃石師の魅力を理解することができる、切り離すことができない三組です。そこで、この三組一揃いを「龍鬼精」(りゅうきせい)と名付けました。また、龍鬼精は晃石師の作風そのものを表す言葉ともなり得ます。龍が表す独創性・芸術性、鬼が表す鋭さ・鬼気迫る力、精が表す精密・精緻を極める技。すなわち、龍鬼精で荒川晃石を表すことができるというわけです。龍鬼精の駒は銘駒コラムでも取り上げていますので併せてご鑑賞ください。 |
緑がかった大振りの木地に晃石師による独創性の強い書体が精密に盛り上げられています。大変神秘的な雰囲気を持つ龍が棲む駒。この緑がかった神秘的な木地との偶然の出会いがこの世に唯一無二の作品を誕生させました。 |
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下の写真、いかがでしょう。並の仕事ではないことが確認いただけると思います。そして何より美しい。これ、既存の書体(英朋)の写しではありません。まさに本歌取りというに相応しい創造です。
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荒川晃石作 英朋書 「馬」 |
荒川晃石作 英朋書 「龍」 |
古来からの源兵衛清安を強い独創性でアレンジしています。非常に現代的なデザイン。観る者に強烈なインパクトを与えます。杢の模様が雷のようで盛り上げの雰囲気と相俟ってまるで雷神が降り立ったかのような印象です。児玉龍兒師の源兵衛清安と共に現代源兵衛清安の双璧を成す作品。
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本作も独創性の強い作品。木地の杢が陽炎のように揺らめき、この驚くほど繊細な作品の雰囲気を更に高めています。わたしはこの駒を「細字の鵞堂」と呼んでいます。
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見つかりました、晃石作水無瀬書。影水流水無瀬の見事な写しです。そのままの写しはある意味で意外ですが、腕の確かさを証明しています。
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この隺園(かくえん)書、行方不明の駒。作ったことは間違いないけど、どこにあるのか分からない。通常の隺園書と比べるとその文字はギュッと詰まっており、コンパクトでバランスに隙のないものとなっています。 |
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晃石作
隺園書 盛上
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銘駒図鑑 ( 将棋駒 銘駒 名駒 盛り上げ駒 彫り駒 ) ギャラリー |