ページ 1 ページ 2 ページ 3 ページ 4 ページ 5 ページ 6 ページ 7 ページ 8 ページ 9 ページ 10


鎌田源三郎 様
宮松影水の語りべとして著名な、豊橋市花田町にお住まいの鎌田源三郎さん宅を訪問し、お話をお聞きしました。鎌田さんは、文字、将棋、駒に関する論文を書かれておられました。完成後は書籍として出版される予定とのことです。将棋と駒の歴史に深く踏み込まれ、既存の学説に挑む姿勢は若々しく感じました。

影水の駒の特徴に関するたいへん参考になるお話しも聞くことができました。そして、駒のお話を聞きながら、写真を撮らせていただきました。後で見ますと手ブレのオンパレードでした。それでも以下にありますような写真が撮れました。

中でも奥野作 菱糊書には、その堂々とした姿に感動しました。歴史に残る正真正銘の名駒です。銘駒図鑑をご覧の皆様も手ブレではありますが非常に貴重な写真ですので、よくご覧になっていただきたいです。影水流の巻菱糊を東の横綱とすると奥野流の菱糊は西の横綱といったところでしょうか。

豊島作 鵞堂書の写真にある駒尻の銘をご覧ください。珍しい彫りによる銘ですが、これは豊島龍山の思い入れのある作品であることの証だそうです。本当に勉強になりました。ありがとうございました。

   
宮松作 錦旗書   同左   同左

   
奥野作 菱糊書    同左    同左 

   
 豊島作 鵞堂書    同左   同左 




梁山泊 玄関
真剣将棋道場 「梁山泊」をお訪ねしました。梁山泊は賞金大会をメインにして東海三県のみならず、全国レベルの将棋大会が行える道場を目指した、従来にない将棋道場です。所在地は岐阜県岐阜市。詳しくはホームページをご覧ください。 http://ryozampaku.com/

今回お訪ねして驚いたのは、建物が立派なこと、対局場が広く設備が整っていることです。さらに、宿泊設備まで用意されています。また、将棋駒の常時展示もあり、今後、宮松影水駒の展示会の予定もあるそうです。詳細が決まりましたら銘駒図鑑にてご案内します。

梁山泊所蔵の駒の数々を見せていただくことができました。素晴らしい駒ばかりでした。写真も撮らせていただいたのですが、急いだせいもあり手ブレなどがひどく、またの機会に掲載させていただきたいと思います。今回は、「梁山泊 名人駒」の写真を掲載します。詳しくは下の欄をご覧ください。

 
梁山泊 外観
 
梁山泊 表札

 
 

 


写真は、真剣将棋道場 梁山泊の「名人駒」です。児玉龍兒師による力作です。

梁山泊には三つの名人駒があります。その中の一つが、この児玉龍兒作の宗歩好書なのです。詳しくは「梁山泊便り」をご覧ください。

本当は、この名人駒については、ぜひ実物を見ていただきたいのです。美しい、赤系の柾目の木地に児玉龍兒入魂の書が呂色漆で盛り上げられています。実物の漆の高さをご覧に入れたいものです。その盛り上げの量、美しさのすべては写真ではお伝えできません。

それでも、写真の双玉図と飛龍図でその一端をご理解いただけるのではないでしょうか。写真の方、やはり手ブレてしまいましたので、補正をかけました。少し不自然になったかもしれません。

駒銘の宗歩好(そうふごのみ)は、日本将棋連盟の名人駒の書体としても知られます。連盟の名人駒は奥野一香による作で、やはりその盛り上げは高く、駒の姿は雄大です。児玉作の梁山泊 名人駒は、
奥野作の名人駒に肉薄し、対峙しうる宗歩好駒であると、わたしは思っています。

この駒が今後、梁山泊の数々の対局に使用され、赤みがかった飴色に輝き、その風格を増していくことを望みます。

 



銘駒図鑑
銘駒図鑑 ( 将棋駒 銘駒 名駒 盛り上げ駒 彫り駒 ) ギャラリー